出張や引っ越しで、県外の車をそのまま使っている人は、今でも収まらないコロナ渦で、嫌なトラブルに巻き込まれた人もいるのではないでしょうか？
今回は、県外ナンバーの車を使っている人が、県外からの往来をしていると誤解されないための対策を調べてみたいと思います。
県外ナンバー狩りや嫌がらせが行われている
引っ越しなどで、県外ナンバー車を地元で使い続けている人の中には、地元の人から嫌がらせを受けたことがある人もいるでしょう。
あまり考えたくないことではありますが、県外ナンバー車に対して、様々な嫌がらせが問題視されています。
県外ナンバー車へのあおり運転
県外の人が地元に来たことに腹を立て、あおり運転をするという事件が過去に起こっています。
コロナ渦での自粛に対する高い正義感や県外の人への嫌悪感から、地元の人からあおり運転を受ける人がいるのは、あまりいいことではありません。
しつこくあおり運転を続けられるようであれば、道を譲ってやり過ごすようにしましょう。
ですが、車を止めたあなたに、相手が近づいてくることも考えられますので
- 車の窓をしっかりと閉めておく
- 車のドア（すべて）をロックしておく
上記のことを忘れずにやっておきましょう。
降りてあなたの元へ来るような、攻撃的な人と遭遇してしまった場合は、窓やドアを開けずに、相手の容姿・車のナンバーなどを覚えて置き、警察に通報して、即時対応してもらいましょう。
可能であれば、スマホでの録音・録画ができるいいと思いますが、相手にあからさまにスマホを向けて、過剰に怒らせる危険性があると判断した場合は、スキを見て相手の車の写真を1枚撮る・控えるといった対応を取ったほうがいいかもしれません。
県外ナンバー車に物を投げたり、傷つけたりしてくる人がいる
県外ナンバーの車に対し、物を投げる事件が過去に発生しています。
投げる人も、自分がやったということがばれたくないと思われることから、あなたが車を駐車してるタイミングを見計らって、嫌がらせをしてくることが考えられます。
常に人がいる場所に駐車している場合は、このような嫌がらせをされる可能性は低いと考えられますが「こっそりと嫌がらせをされそうな場所に駐車をする場合は、全方位のドライブレコーダーを用意しておくといいでしょう。」
自粛警察による嫌がらせを考慮した行動を
上記のような行為を、世間では「県外ナンバー狩り」と言われています。
県外ナンバーだから、自粛してない人だと勝手に決めつけ、過激な行動を行う、いわゆる「自粛警察」が、悪質な行動を起こすことが、コロナが蔓延し始めてから、問題視されるようになってきています。
引っ越しなどをきっかけに、県外ナンバーの車を使っている人は、以下のような「誤解から自分の身を守る対策」を検討してみましょう。
コロナ被害から身を守るためにナンバープレートは変えられる？
単身赴任などを理由に、本来住んでいる場所とは違う場所に長期滞在している人の中には、ナンバープレートを変えずに、そのまま車を使っている人もいるでしょう。
基本的に引っ越しをした場合、一部例外を除いて、車検証の住所を変えなくてはいけません。
引っ越しをした際には、ナンバープレートは変えなくていいものではなく、変えなくてはいけないものという認識を持っておき、車を買ったディーラーなどに引っ越し前に相談をしておきましょう。
車検証の住所を変えた場合、ナンバープレートも新しく交付されるので、これで他県ナンバーによる差別から、身を守ることができます。
地元に住んでます！といったステッカーも効果あり？
画像引用元：ヤフーショッピング
ナンバープレートの変更をしていない人は「コロナによる県外ナンバー対策ステッカー」を張ることが効果的です。
- ○○県在住です
- 県内在住者です
このような内容が書かれているステッカーが、あちこちで作られています。
場所によっては、自治体が配布しているところもあるらしく、比較的簡単に入手しやすいもののようですね。
引越しをして、間もない時など、ナンバープレートを変えるまでの予防策として、このようなステッカーの購入を検討してみてください。
県外ナンバーを使った生活には、誤解をされない対策を
県外ナンバーを使った生活は、何かと周りとのトラブルを生むきっかけになってしまいます。
手続きが面倒くさいと、なかなか対応をしない人もいるかと思いますが、きちんと対応して、地元の人とのトラブルを避けるようにしましょう。
また「車検証の住所を変更しない場合、罰金が取られます。」
基本的に「引っ越しをした際には、車の手続きも一緒に行わなくてはいけないことを知っておきましょう。」
